ちょっと遅い気もしないでもないですが......。
電話番号を人に教えているメインの音声回線としてNokia N82にソフトバンクのSIMを入れて使ってたんですが、ソフトバンクはなにぶんエリアが狭くて、地下やビルの奥などでは電波が届かないことがままありました。それに、(日本特有の事情として)異キャリアにSMSが送れないというのがあり、周りにドコモユーザーが多い中、ソフトバンクだと不便を感じることがあったので、ドコモに変えたいという思いがありました。ドコモは11月にサムソンのGalaxySをリリースしたのでぜひ欲しかったんですが、なにぶん品薄で手に入らず......あきらめることにしました。
ちょうどそのころ、日本通信がb−mobileのマイクロSIMカードと香港版SIMロックフリーiPhone4をセットで分割で売り出すプランを始めたというのを知り、これは渡りに船だとばかり、これでiPhone4をゲットしちゃおうと思った次第です。b−mobileならドコモのMVNOなのでドコモ携帯にSMSが送れますから。
てことで、「b−micro talkingSIM」というb−mobileのマイクロSIMカードとiPhone4を買っちゃいました。買う前にMNPでソフトバンクを解約し、こっちに電話番号を移し替えました。
b−mobileのSIMカードは完全にドコモのそれでした。ただb−mobile独自のAPN、ユーザー名、パスワードを手動で入れることになっており、さらにドコモが提供していないテザリング用の設定項目までついてました。
マイクロSIMカードを切り取り、iPhone4のトレーに乗せて本体に挿入し、iTunesの動いているMacBookProとつないで電源を入れると......
数分して無事にアクティベートされました。アプリもiTunesからダウンロードできましたし、連絡先やメールアカウントなどのデータもちゃんとシンクされています。もちろんドコモ携帯へのSMS送受信もバッチリです。
おまけ:Q−SIM Dual SIM Card。マイクロSIMカードと普通のSIMカードを1本の薄いケーブルでつなぎ、2つのSIMカードを1台のiPhone4で使えるスグレモノです。ケーブルの一端をマイクロSIMカードとトレイではさみ、それを本体に差し込み、他方の端に別のSIMカードを入れて本体の背中側へ折り曲げ本体をケースに入れると、別々のキャリアの携帯番号が1台で使えるようになります。SIMカードの自動切り換えも可能です。