October 2005 アーカイブ

10月13日に、NOKIAからEシリーズの発表のニュースが。人が温泉につかって留守にしている間に続々と登場。なんてこった......。

Nokia E Series、うっわー、キタキター!!(パーム飲茶blogより)

なんかNokiaからどーんと3つも出てきちゃったんですけど!Eシリーズっす。いずれもSeries60です。うーむ、なんかヤバイですよ!

Eシリーズの共通規格は
・Series60 3rd Edition
・W-CDMA対応
・ついでに無線LAN搭載!
・Bluetooth、そんなのあたりまえー
・ハイレゾ画面(352x416ピクセル、E61はもっと広いような気も)
・Blackberryコンパチ&Nokia Business Centerサポート
・Office 97/200/XP/2003のWord/Excel/PowerPoint表示
・内蔵70MB/miniSDカード(E61/E70)

です。
仕事にバリバリってことで、ハイソなN、ビジネスのEと、Nokiaは今後アルファベットでハイエンド系モデルをシリーズ化するようです。

パーム飲茶blogの山根氏も、BlackberryチックなE61に注目しているようだが、僕もこの中で欲しいとすればE61だろう。E60はN70とあまり見た目は変わらなそうだし、そもそもストレート形のNokia端末はデザイン的に6680がベストだと個人的には思えるので。E70も悪くなさそうだが、ちょっと人前に出して使うのは恥ずかしかったりするかな。合コンのときに話のネタにはなるかもしれないけど。

WCDMA対応なので、日本国内でもドコモFOMAかボーダフォン3Gで利用可能。FOMAユーザーがEメール(iモードメールではない)やGPRSデータ通信をするためにはmoperaUの加入が必要。Nokiaジャパンによれば、日本でもぜひ出したいとのことだが、キャリアブランドとして出すかメーカーブランドとして出すかは今のところ未定とのこと。ドコモが出すとは到底思えないし、よしんば出したとしてもドコモ流の独自仕様(改変・規制)が入ったNokiaと似ても似つかぬ端末になって出てくることは火を見るより明らかなので、ボーダフォンから出してくれるか、少々値が張ってもメーカーブランドで直販してくれるのがベストかな。いっそのこと、WindowsXPみたく、英語版のOSで、メニューやダイアログは英語表示でいいから、あとから日本語入力・表示できる多言語化オプションを追加できるようになれば、海外で売ってるのを手に入れて使えるのになあ。そしたら、キートップも英語版でカッコイイし、それでボーダフォンのSMS/MMSが使えれば、これ以上ないぐらいの神機になれるのに。

なおE70以外はカメラがあえてついていない。セキュリティ上の理由でオフィス内にカメラ付き携帯電話を持ち込めない会社に勤めるビジネスマンに配慮してのこと。

音楽ケータイや2画面ケータイも結構だが、こういう機種を日本でももったいぶらずにどんどん出してもらいたいものだ。

【関連サイト】

Nokiaプレスリリース
Nokia製品サイト(E60 E61 E70
Nokia、メールサービス対応強化の企業向け携帯新シリーズ(ITmedia +Dモバイル)
「エンタープライズ市場のトップを狙う」──Nokiaのビジネス携帯「ESeries」(ITmedia +Dモバイル)

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The Usui River The hotel of Shitakirisuzume

群馬県安中市、碓氷川のほとりにある、磯部温泉。「舌切雀のお宿」として知られる旅館だ。

舌切雀の童話は、小さい頃に絵本で読み聞かせられた記憶はあったものの、なんせ小さい頃のことだったので、どんな話だったか細かいところは忘れてしまっていたのだが、あらためて絵本を読んでみたら、こんな話だった。

むかぁ~し、むかし、(以下市原悦子調で)あるところに、おじいさんとおばあさんがおったそうじゃ。
おじいさんとおばあさんは、あるとき、小すずめをひろってきて、わが子のようにかわいがっておった。

ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行っておったら、大きな桃がどんぶらこ~どんぶらこ......じゃなくて、小すずめは、遊び相手が誰もいなくなって何もすることがなく、たまたま、おばあさんが米で洗濯糊を作って家に置いておったのを見つけて、それをすっかりなめて食べてしまったそうじゃ。

帰ってきたおばあさん、それを知ってたいそう腹を立て、米をなめた小すずめの舌を、糸切りばさみでチョッキンと切って、家から追い出してしまったそうじゃ。

おじいさんは、その話を聞いてたいそう心を痛め、山へ入って、「舌切り雀のお宿はどこだ」と言いながら、小すずめを探しに行ったそうじゃ。

やがて小すずめの巣を探し当てたおじいさん。小すずめはすっかり元気になっておった。小すずめの一家は、小すずめを心配して探しに来てくれたことにすっかり感謝して、おじいさんにご馳走をすすめ、鯛やひらめの舞い踊り、じゃなかった、まあとにかく歓待したそうじゃ。

帰り際に、お土産の玉手箱、じゃなくて「小さなつづらと大きなつづら、お好きなほうをお持ちください」と言って、おじいさんにすすめたところ、おじいさんは、「わたしゃ年寄りで力がない。小さいほうのつづらで十分です」と、小さなつづらを持って帰ったんじゃ。家に帰って開けてみると、金銀珊瑚の宝物がざーっくざく。

ところが、欲の張ったおばあさんは、「どうせじゃったら大きなつづらを持って帰ったほうが、もっといっぱい宝物がもらえたのに。よし、わしがもう一度小すずめの巣に行ってきて、大きなつづらをもらってこよう」と、もう一度巣に行って、今度は大きなつづらをもらった。家に持って帰ろうにも、重くて重くて、途中でたまらず開けると、出てきたのはおばけがいーっぱい、おばあさんは腰を抜かしてしまったとさ。
おしまい。

欲を出すと痛い目を見る、謙虚が一番、といういかにも日本的な教訓を含んだ童話なのだが、この小すずめの一家は、自分を心配して訪ねてきてくれたおじいさんに対しても、つづらの片方におばけを入れておじいさんの前に出していたのかな。たまたまこのおじいさんが小さいほうを持って帰ってくれたから良かったものの、もし「大きなつづらのほうをいただきます」とか「どうせなら、両方持って帰ります」とか言ったら、どうなってただろう。やっぱり、おじいさんが相手のときは、どっちのつづらにも宝物を入れて持たせようとしたのかな。逆に、おばあさんが相手のときは、両方ともおばけ入りにしたんだろうな。だって、小すずめからしたら、自分の舌を切り取った憎っくき相手。なんとか復讐してやろうと思っても無理ないと思うけど。

大人になってしまうと、こんなふうに考えてみたりする。いやー心が汚くなったものだ。舌切雀のお宿で温泉につかってマターリして童心に返らねば。

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今年は国勢調査の年になっているので、10月に全国で一斉に国勢調査が行われることになっている。国勢調査とは、統計法に基づいて、国内に住むすべての人について統計調査することで、人口・世帯の実態を明らかにし、行政の基礎として利用する、最も基本的な調査なのだそうだ。大正9年から5年ごとに行われ、今回は18回目になるとのこと。前回の調査時には僕は所沢の独身寮にいたのだが、今回は初めて都民として国勢調査に参加することになる。

大家さんがうちに来て、調査票を持ってきた。地区ごとにとりまとめ係が任命されていて、その人を中心に地区内に調査票を配ってまわるらしい。うちのような集合住宅の場合は、大家さんとか管理人さんが一括して預かり、各世帯に調査票を配ったり、回収したりするようになっているようだ。

うちの地区のとりまとめ係は、近所の時計屋さんだそうだ。僕のような都心に勤める人間じゃなく、その地域に根を張っている自営業の人が、そういう役割を負うことになっているらしい。

調査票自体は、そんなに難しいものじゃなく、マークシート式で質問内容に答えていく形式となっている。質問項目は、氏名、性別、出生年月、配偶者の有無、国籍、職業、勤務先、勤務地、住居の形式(一戸建てとか、持ち家とか、賃貸とか)、世帯員数などを、その世帯の人すべてについて答えることになっていた。僕は一人暮らしなので僕自身のことだけ答えればよい。年収とか借入件数のようなプライベートなことは聞かれなかった(当たり前か)。まあこの程度ならそんなに厳重に管理しなくたって僕のデータなら別に漏れたっていいやと思ったけど。

それ以外に、就労状況として、9月24日から30日までの間の総就業時間数を聞かれたんだけど、この週って年休消化してたり労働組合の活動してたりとかで休みまくってて、まともに会社で仕事したのは2日間だけなんだよなー。1日13時間として、2日で26時間。これだと1週間でたったの26時間しか仕事してないみたいに受け取られちゃうだろうなー。調査票と一緒についてきた「調査票の書き方」という説明用冊子によると、これで「経済活動の実態を全国及び地域別に明らかにし、雇用・失業に関する施策に利用」するそうだけど、こんなんで正しいデータになるのだろうか。過去3ヶ月間の平均の週あたり就業時間数を問うとかにでもすればいいのに。

回収は大家さんに手渡しをしてほしいとのこと。もちろん厳重に封をしてから出すので中身を見られることはないのだが、郵送にすると郵送料がかかるのでできれば手渡しを原則にしてほしいとのことだった。どうせならめんどくさいから全部郵送にすりゃいいのにと思ったけど、それだとめんどくさがって書かなかったり、うっかり郵送し忘れたりする奴が出てきて、正しい調査にならないんだろうな。

一般人だけでなくDQN・ヤクザに至るまですべての人を対象に実施する調査なので、対象者層によっては調査員の身に危険が及ぶことも少なくないそうで、毎回何人かの調査員が殺されるという、実に"命がけの"国勢調査になることもあるようだが、ともあれ、無事に済んでくれることを願うのみである。

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10月は、衣替えの季節。僕のサイトも、模様替えしてみた。

ひとりごと(writings)のページを、英語で作ってみようかと思っている今日このごろ。いつになることやら......。

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